2019年07月21日
前半:行ってきました‥「御殿場市~小田原市」
昨日は時折、小雨がパラつく中を、静岡県東端の御殿場市を皮切りに、箱根越えで神奈川県小田原市へと日帰りで行ってきました。
明治維新以降、相模湾に臨むこの一帯は、首都東京に近く風光明媚なことから、政財界の大物ゆかりの別邸が目白押しです。
その中から、四軒の建物および庭園を拝見するのが今回の目的です。
現在はいずれも寄進などによりそれぞれの市の管理下にあり、誰でも気軽に拝見することができます。
訪問順にスナップ写真をUPしますので、ご覧いただければ幸甚です
(1)御殿場市東山 旧 岸邸
岸信介(元首相)の超豪邸です。ここで晩年を過ごしました。
1969年(昭和44年)の建築物です。建築家 吉田五十八(いそや)晩年の代表作品で、近代数寄屋建築です。彼は照明などの細部に渡って、全てをデザインしています。
住む人も訪れる人も超一流の人物ばかりであったそうです‥。
↓ 入口の奥ゆかしい門‥‥
↓ 門から玄関までの遠いことといったら‥‥
↓ 玄関前には大樹が‥‥
↓ 居間です‥‥政財界の大物が座った大きなソファと特注の大きな絨毯等々‥
↓ 庭に面したガラス戸・網戸・雨戸は全て押込み戸で、壁戸袋に引き込みますと、とてつもなく広い庭が続きます‥‥
↓ 朱赤色がメインカラーのオシャレな食堂です‥‥
↓ 食堂の障子戸・ガラス戸・網戸・雨戸も全て押込み戸で、庭と一体化した感があります‥‥
↓ 書斎にある大きな外国製の地球儀‥‥
↓ 茶室は驚きの広さ‥‥
↓ 昭和中期の革新的な厨房です‥‥
↓ 厨房にある配電盤‥‥
↓ 2階へはプライベートゾーンにつき上がれません‥‥
↓ 広大な敷地の一隅には人気の『とらや工房』があり、羊羹や生菓子が買えるほか、飲食もできます‥‥
(2)小田原市南町 旧 松本剛吉別邸
松本剛吉は元貴族院議員にして山形有朋(明治の元勲)の側近でした。作庭が趣味の有朋の影響があると言われています。
大正12年頃の建築で、数寄屋風の主屋と別棟の茶室&待合等があります。
↓ 主屋はかなり傷んでおり、立ち入りできない現況下‥‥
↓ 奥にある茶室への門‥‥
↓ 茶室『雨香亭』の外観と内部の天井‥‥
↓ 待合の内部‥‥
↓ 門前は数百メートルもの桜並木が続く‥‥市内有数の高級住宅地‥‥
一旦、休憩して、後半へ続けますね‥
明治維新以降、相模湾に臨むこの一帯は、首都東京に近く風光明媚なことから、政財界の大物ゆかりの別邸が目白押しです。
その中から、四軒の建物および庭園を拝見するのが今回の目的です。
現在はいずれも寄進などによりそれぞれの市の管理下にあり、誰でも気軽に拝見することができます。
訪問順にスナップ写真をUPしますので、ご覧いただければ幸甚です
(1)御殿場市東山 旧 岸邸
岸信介(元首相)の超豪邸です。ここで晩年を過ごしました。
1969年(昭和44年)の建築物です。建築家 吉田五十八(いそや)晩年の代表作品で、近代数寄屋建築です。彼は照明などの細部に渡って、全てをデザインしています。
住む人も訪れる人も超一流の人物ばかりであったそうです‥。
↓ 入口の奥ゆかしい門‥‥
↓ 門から玄関までの遠いことといったら‥‥
↓ 玄関前には大樹が‥‥
↓ 居間です‥‥政財界の大物が座った大きなソファと特注の大きな絨毯等々‥
↓ 庭に面したガラス戸・網戸・雨戸は全て押込み戸で、壁戸袋に引き込みますと、とてつもなく広い庭が続きます‥‥
↓ 朱赤色がメインカラーのオシャレな食堂です‥‥
↓ 食堂の障子戸・ガラス戸・網戸・雨戸も全て押込み戸で、庭と一体化した感があります‥‥
↓ 書斎にある大きな外国製の地球儀‥‥
↓ 茶室は驚きの広さ‥‥
↓ 昭和中期の革新的な厨房です‥‥
↓ 厨房にある配電盤‥‥
↓ 2階へはプライベートゾーンにつき上がれません‥‥
↓ 広大な敷地の一隅には人気の『とらや工房』があり、羊羹や生菓子が買えるほか、飲食もできます‥‥
(2)小田原市南町 旧 松本剛吉別邸
松本剛吉は元貴族院議員にして山形有朋(明治の元勲)の側近でした。作庭が趣味の有朋の影響があると言われています。
大正12年頃の建築で、数寄屋風の主屋と別棟の茶室&待合等があります。
↓ 主屋はかなり傷んでおり、立ち入りできない現況下‥‥
↓ 奥にある茶室への門‥‥
↓ 茶室『雨香亭』の外観と内部の天井‥‥
↓ 待合の内部‥‥
↓ 門前は数百メートルもの桜並木が続く‥‥市内有数の高級住宅地‥‥
一旦、休憩して、後半へ続けますね‥
Posted by 兎座2 at 11:22│Comments(0)
│物見遊山