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2015年01月15日

日帰りの眼福‥「民藝を辿って」

 昨日は厳冬期とは思えない陽光うららかな一日でした。この美しい日に、日頃あまりご縁のない首都圏へ日帰りで足を延ばすこととなり、美しいものをたくさん目にすることができました。
 もちろん美しいものは撮影禁止です。建物外観のみのリポートですが、内部を想像しながらご覧になってください。
 テーマは“民藝”、大正期に登場した新しい美意識で、民衆的工芸を略した言葉です。民藝の生みの親は柳宗悦です。彼と同じ美に対する認識を持っていた面々に、濱田庄司、河井寛次郎、棟方志功、芹沢銈介、バーナード・リーチ、池田三四郎など、そうそうたる人物があげられます。

 
◎武相荘(旧白洲邸)
 町田市能ケ谷(旧鶴川村)にあります。私は2回目の訪問になります。白洲正子も柳宗悦と深い親交がありました。

 ↓ 長屋門から母屋が奥に見渡せます。
日帰りの眼福‥「民藝を辿って」

 ↓ 母屋の美しい茅葺屋根です。
日帰りの眼福‥「民藝を辿って」

 ↓ 玄関前のしつらいは紅梅です。
日帰りの眼福‥「民藝を辿って」

 ↓ 夫の白洲次郎氏の愛車(1916年型ペイジSix-38)です。
日帰りの眼福‥「民藝を辿って」


◎日本民藝館&旧柳宗悦邸
 目黒区駒場の閑静な住宅街にあります。

 ↓ 日本民芸館の正面玄関です。木造シンメトリーの重厚な建物内はお宝満載、まさに宝庫です。しかも展示物は殆どが自前とのことでした。只今、常設展に加え、“文字の美”という企画展(1.10~3.22)が開催中です。
日帰りの眼福‥「民藝を辿って」

 ↓ なんという幸運でしょうか‥。著名人との出会いがありました。古民藝研究家の尾久彰三氏が偶々いらしゃっておりまして、快く撮影に応じていただけました。私の気分はまるでキキキリンさん‥です。テレビで見るよりご立派でハンサムでありました。ありがとうございました!
日帰りの眼福‥「民藝を辿って」

 ↓ 日本民芸館(本館)に向かい合って、西館と呼ばれる旧柳宗悦邸があります。この城郭を思わせる立派な長屋門は移築されたもので、現在、修復中です。長屋門の開き戸をくぐると母屋に直結しており、併せて参観できます。
日帰りの眼福‥「民藝を辿って」



◎おまけの1

 日本民藝館の近くに駒場公園があります。公園内にある 旧前田侯爵邸 です。参観は無料です。加賀の御殿様って、やっぱしスッゴイワァ~!
日帰りの眼福‥「民藝を辿って」
日帰りの眼福‥「民藝を辿って」


◎おまけの2
 車窓からの世界遺産: 富士山 です。行きも帰りも白銀に輝く美しすぎる山でした。
日帰りの眼福‥「民藝を辿って」
 なにもかもが美しい眼福の一日でありました。万物万人に感謝しますうさぎ



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この記事へのコメント
こんにちは。

古くても匠の技が施された建物はほんといいですね!

日本民芸館、すごく興味深いです。
こういった建物が県西部にもありましたら、また是非ご紹介いただけたら嬉しいです。
Posted by takahashi01takahashi01 at 2015年01月15日 13:16
ようこそTakahashi01様
古い木造建築を拝見するのは大好きです。
拝見して、今の生活スタイルに取り込めそうなヒントを頂くのも大好きです。
私にも是非、ご紹介いただけたら幸甚です!
Posted by 兎座2兎座2 at 2015年01月17日 14:50
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    コメント(2)