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2022年11月05日

突然ですが‥

 あちらこちらの紅葉の便りが気になる頃合いです。只今、兎座は午後2時、室温23度、湿度40%、快晴、ここ数日は一年中で一番過ごしやすい爽やかな日々となっています。
 今年の8月以来、売り尽くしとかクリアランスセールなどとお騒がせを致しておりましたが、おかげ様にて店内からほとんどの商品が姿を消しました。
 長年のご愛顧に感謝しつつ、このあたりで兎座はしばらく休業させていただこうと思います。
 理由はやはり一身上の都合ということになります。と申しましても、兎座のオバハンは年齢的な多少の不具合を除いてはまだまだ元気でおりますので、ご心配には及びません‥。
 また居所が変わるわけでもありませんから、気が向けばこれまで通りどうぞお遊びにいらしてください。茶飲み話のオモテナシしかできませんが‥。
 復活の日を期して、一旦、お別れさせていただきます‥。長いような‥短いような‥17年半の間、多くの方のお世話になりました。心からの感謝を申し上げます。
        アリガトウゴザイマシタ‥‥うさぎ
  

Posted by 兎座2 at 14:01Comments(0)ご挨拶&ご案内

2022年10月18日

模様替えで遊ぶ‥「棚板&角型小火鉢」

 昨日は玄関上り口の模様替えで遊んでみました。手近にあるものを組み合わせる遊びです。大金をかけずに再利用で楽しく遊べるってスバラシイことでしょう‥。
 ほとんど自己満足の世界ですけど、見てやってください‥うさぎ


 遊びの材料はショーウィンドウで使っていた棚板2枚と、角型小火鉢4個です。これらを組み合わせる‥といっても置くだけですけどね。簡単に二段の飾り台ができあがりました。
 棚板は分厚く丈夫な合板ですから、かなり重いものを載せても大丈夫です。しかも測ったみたいに寸法がピッタリで大満足です。
 まるで子供の積木遊びのような感覚です‥。


 角型小火鉢は中に薄い銅(あかがね)が貼られていて、見た目も美しく一対の脚とするに向いています。タテにしてもヨコにしても、大糸巻などを脚にするよりもよほど安定します。単独では人形ケースなどにも使えるでしょう‥。



 北側の玄関は暗いので、有明行灯の明かりを添えました‥うさぎ

  


Posted by 兎座2 at 10:35Comments(0)店内様子

2022年10月15日

行ってみました‥「重文指定:中村家住宅」

 本日はまだ夏のような少し汗ばむ秋晴れの美しい日になっております。思い立って午前中に浜名湖畔の雄踏町(※遠江国宇布見村)にある重要文化財:中村家住宅 を拝見しようと出かけてみました‥うさぎ

 中村家は徳川家と太いつながりのある旧家です。徳川家康の次男:於義丸(後の結城秀康)はこの家で出生しています。母は家康の側室:お万の方、正妻:築山殿との確執はつとに知られるところです。
 於義丸は11歳で豊臣秀吉の養子(※実質は人質)となり、17歳で結城晴朝の養子にまたもや出され、終には越前福井藩の藩祖となる数奇な運命を辿り、34歳の若さで亡くなっています。

 ↓ 入口の長屋門‥‥


 ↓ 重文指定の主屋です‥‥豪壮な寄棟の茅葺屋根、重厚な柱や梁などの見事さには、大庄屋としてのこの家の格式が表れています‥‥






 ↓ 土間の一画には大好きな“へっつい”が‥‥

 ↓ 台所の窓と下水の設備‥‥

 ↓ 茶室もあります‥‥

 ↓ 庭の一部‥‥水枯れしている‥‥

 ↓ 抱衣塚(えなづか)‥‥於義丸の後産を埋めた塚です‥‥

 本日は偶然にもこの中村家を会場としたイベント(お茶会、書道展、コンサート、講演会など)の開催日に当たっていまして、けっこうな賑わいでありました。
 ずいぶん前に山岡荘八著の「徳川家康全巻」を読んだことがありますが、その時から常に中村家には行ってみたいと気にしておりました。
 しかし、いつでも行ける近さが災いしてか、間合いが長く長ぁ~くなっておりました。
 来年のNHK大河ドラマ「どうする家康」では、この中村家がどう係わって出てくるかが今からの楽しみでもあります‥うさぎ


 先日、裁ち板 のご案内をいたしましたが、全四枚について、既に行き先が決まっております。遅れをとった方々にはまことに申し訳ございませんでした‥うさぎ
  


Posted by 兎座2 at 14:02Comments(0)物見遊山

2022年10月11日

兎座近況‥「終盤のハナシ」

 秋晴れの美しく澄みきった日が多くなりました。おかげで夏の始末や冬の支度も捗りますね。
 只今、兎座はクリアランスセールも終盤となり、店内が閑散とした状況です。しかし、残り少なくなった品々で細々と営業中ではありますので、お近くまでお越しの際はどうぞお顔をお見せくださいませ。
 本ブログも細々ではありますが続けたいと思っていますうさぎ

 ↓ 今日の兎座玄関上がり口の様子です‥‥


◎無料提供 《裁ち台》
 商品台として使っておりました和裁用の裁ち台(※脚なしの板のみ)が欲しい方、ございましたらご連絡ください。なお大きめの車で引取りに来られる方に限りますうさぎ

◎無料提供 《自作陶器》
 自作陶器の無料コーナーも終盤です。残りは概ねこの画像にあるものだけになりました。下手くそな作品にもかかわらず、たくさんの方にもらって頂けてとっても嬉しかったです。使っていただけたらもっともっと嬉しいです‥うさぎ



 ありがたいことに兎座の終盤を惜しんでくださる方もチラホラとありますが、一番淋しい思いをしているのは当の本人であります。
 悲しいことに、(否、お目出度いことかも)人生も終盤となりまして、なにかと身体的な不都合も出てまいりました。
 この辺で背負った荷物を一旦下ろさないと後が大変、取り返しのつかないことになります。
 一旦、ゼロになれば、心身の現況を見据えたまた新たな過ごし方が見つかるかもしれない‥と思っている今日この頃です‥うさぎ

  


Posted by 兎座2 at 15:10Comments(0)ご挨拶&ご案内

2022年10月05日

行ってきました‥「日光~会津~常陸の旅」

 夏の名残を色濃く引きずったこの十月の初め、三日間(2~4日)の小旅行ができました。
 宿泊を伴う旅行は本当に久しぶりのことで、まことに心が開放される思いでありました。もちろんマスクや検温・消毒等、数々の制約のシャワーを浴びながらの三日間ですが‥。
 以下の気まぐれなスナップ写真は時系列の旅の思い出です。ご覧いただければ幸甚至極でございますうさぎ

《第一日目:日光》

 ◎日光東照宮&輪王寺
 毎回、同じところを撮っている自分が笑えます‥。説明を要さない定番写真です。









《第二日目:会津》

 ◎塔のへつり
 奇岩の景勝地です。傍のお店で美味しい“きのこ汁&漬物”が提供されます。


 ◎大内宿
 憧れの場所にやっと来れました。一本の通りに茅葺屋根の大きな古民家が立ち並んでいます。一軒一軒がみな大きな家ばかりで、会津の豊かさみたいなものを感じました。

 ↓ この一枚のためにガンバッテ見晴台に登りました‥‥



 ↓ 代官屋敷らしい‥‥

 ↓ 屋根の吹き替え作業中‥‥

 ↓ 一歩、裏へ入るとこんな感じののどかな田舎です‥‥


 ◎鶴ヶ城
 この日は生憎と工事のために天守閣内に入場できませんでした。事前告知もなくたいへん残念です! しかしお堀や石垣の巧妙で立派な造りには感動、往時をしのぶには充分でした。





 ◎飯盛山
 初っ端に100段以上の石段が待っています。しかし有料の動く坂道ベルト?があって助かりました。ちなみに雨の日は動かないそうです。
 白虎隊士のお墓だけでなく、“栄螺(さざえ)堂”や猪苗代湖から引いた水路など、思ったよりかは見所がありました。




 珍しい建築物の栄螺堂ですが、階段を上がる人と、降りる人が絶対に出会わない構造になっています。フランスのシャンボール城に似た階段があったことを思い出しました。あちらは確かレオナルド・ダ・ヴィンチの設計だったはずです‥‥

 ◎五色沼



 ◎ホテルリステル猪苗代湖
 お部屋の窓いっぱいに絶景が広がっています。右手には磐梯山‥、左手には猪苗代湖‥、早朝の風景です。
 ホテルにはスキー場が併設されており、冬場の活気に思いをいたしました。





《第三日目:常陸》

 ◎袋田の滝
 江戸の浮世絵版画や映像で見知ってはいましたが、想像の2~3倍は規模が大きく、凄まじい威力を感じました。
 しかしこれでも最近は水量が減っているとのこと‥。また冬場の凍りついた滝も人気だそうです。



 ↓ 途中のトンネル内の明かりアート‥


 ◎水戸偕楽園
 東門から入りましたが、いきなりその手前に100段位の石段です。しかし緩やかな迂回路も近くにありまして助かりました。
 梅の咲かない季節に来ますと、ちょっと退屈するかもしれない庭園です。しかし“好文亭”は絶対に見逃せません。






 ↓ 望楼からの眺め‥‥


 ◎大洗磯前神社
 由緒ある神社にして歴代の水戸藩主に尊崇されました。最近はアニメの聖地として人気が高く、外国人観光客も多く見られました。




 ↓ この石段の先に海の中の神磯の鳥居がある‥‥





 全行程、好天気に恵まれてとてもハッピーでした。ちなみに一週間前の同じツアーは三日間とも台風による雨で傘が手放せなかったそうです‥。
 途中、走る観光バスの中から、宇都宮付近ではサイトウさ~ん、郡山付近ではハシモトさ~ん&カワイさ~ん、埼玉付近ではフジイさ~ん、東京ではサクライさ~ん、と心の中で叫んでおりました。お近くまで来ましたよ~とご挨拶申し上げたつもりです。
 この頃はとみに足腰が弱ってきておりますのでね、無事に帰宅できてホッとしています。
 良い日、良い旅、万物万人に心から感謝いたします‥うさぎ
  
タグ :three days trip


Posted by 兎座2 at 14:57Comments(0)物見遊山

2022年08月25日

売り尽くし‥「染付草花文分銅」

 珍しい陶磁製の 染付草花文分銅 です。分銅(ふんどう)は物の重さを計るために用いる錘(おもり)の一で、いろんな形状があります。
 下の画像の左側3個は棒秤(ぼうばかり)とか竿秤(さおばかり)に用いる金属製の分銅です。本品はこれと全く同じ形状をしています。

 落とすと割れる焼物の分銅は秤(はかり)には向いていません。しかしながら文鎮やペーパーウエイトの類として、実際に役立ちます。
 またデフォルメされた草花の染付模様がとてもオシャレですから、小さいながらも存在感と時代感あふれるオブジェとして楽しめます‥ニコニコ 




 ↓ 上から‥‥

 ↓ 下から‥‥
 (直径6.4cm 高さ7.5cm 重さ340g)
 ※最終特価 4,000円
  


Posted by 兎座2 at 10:40Comments(0)陶磁器&焼物

2022年07月31日

ちょいとお出かけ‥「明知鉄道沿線」

 昨日は炎天下の中、岐阜県の南東部を走るローカル鉄道:明知鉄道の沿線へちょいと遠出ができました。といっても日帰りの小旅行ですけどね‥。
 時間を追ってスナップ写真をご紹介します。どうぞご覧ください‥うさぎ

【岩村の城下町】
 女城主で知られる岩村城址のある城下町を散策しました。江戸から昭和にかけてのレトロな街並みが、緩やかな坂道を上るようにして続いています。奥の山頂に難攻不落の岩村城址があります。


 ↓ 薬屋‥‥


 ↓ 試飲のできる造り酒屋‥‥生酒と甘酒を一本ずつ買いました‥‥

 ↓ もと染物屋‥‥






【明知鉄道:寒天列車】
 恵那駅と明知駅の間を走るローカル線で、移動しながらランチをいただきました。夏は寒天列車ですが、秋になると松茸御飯などのきのこ列車になるそうです。他にも枡酒列車、じねんじょ列車などもあり、地方鉄道の営業努力が凄まじいです。



 ↓ 果物(メロン)以外は全て寒天が形を変えて関わっています。とても美味しく満足できる内容でした‥‥

 ↓ 列車はガイド嬢付きです‥‥沿線の分かりやすい説明が聞けます‥‥

 ↓ 山岡駅です‥‥山岡の寒天生産は全国シエアの8割だそうです‥‥次の次が終点の明智駅です‥‥



【大正村】
 大正村というのは明智の城下町そのものを指す呼称です。人工的に寄せ集めて作られた観光施設とは一味も二味も異なった、生きている町そのものです。
 メインとなるいくつかの施設巡りと、レトロな街並みそのものが楽しめます。

 ↓ 大正ロマン館にて‥‥




 ↓ 大正村資料館にて‥‥







【美濃焼街道:道の駅】
 店内には美濃焼の日常雑器が所狭しと並んでいますが、それよりも前庭にある美濃焼作家による超ビッグな作品二点が気になりました。
 スゴォ~ォ~イ‥‥これ焼物なんです‥‥カエルと原始人?‥‥





 第7波の真っ最中になってしまいましたが、久々のお出かけで良いリフレッシュができました。万物万人に感謝いたします‥‥うさぎ  


Posted by 兎座2 at 11:37Comments(0)物見遊山

2022年07月21日

かき氷‥「ケヤキ台付きカンナ」

 杢目の美しい ケヤキ台付きカンナ です。大きめのカンナにガッシリとした脚が付いた形状です。グラツキはなく安定しています。
 通常、カンナは大工道具でありますが、この場合の用途は多分、かき氷や鰹節などを削ったものと思われます。かき氷は手回しの鉄製かき氷機ができる以前のタイプでしょう‥。
 現在、かき氷は夏に欠かせないアイテムとなっていますが、平安期の書物にも「氷室(ひむろ)の氷に甘葛(アマズラ)をかけて食べる‥」との記述がありますから、ずいぶん昔から人々はかき氷に親しんでいたようです‥。
 錆びた鉄製の刃が残っていて少しアブナイ気もしますが、一輪挿しなどの小物飾り台にして楽しめます。一方、刃を取り外して磨きをかけますと、まだカンナとして使えるかもしれません‥ニコニコ




 ↓ 裏側より‥‥

 (45.3cm×27.6cm×H23.5cm)
 ※4,500円  


Posted by 兎座2 at 10:52Comments(0)木製民具類

2022年07月05日

値下げしました‥「内朱外黒こね鉢」

 内朱外黒の漆塗り こね鉢 です。野性味が強いクリのような杢目の材を一木刳り抜きの木鉢とし、漆を施したものです。
 若干、楕円ぎみになっておりますから百年以上は経過しています。もちろん当初はまん丸ですが、木は長い間に少しずつ一方向に縮みますから‥。内朱部分に経年の細かなキズが見られますが、全体として大きな欠点はありません。
 他のこね鉢には見られない特徴として、縁回りの極狭空間に縁起の良い「一富士二鷹三茄子」の文様を描いています。
 ウドンやソバ粉をこねるには、少し惜しい気がするほど優雅な雰囲気です‥。
 朱赤の円いものを飾りますと、なんだか物事が良い方向に進むような気分になりますが、これって日の丸をいただく日本人ならではの感性なんでしょうか‥ニコニコ



 ↓ 一富士‥‥

 ↓ 二鷹‥‥

 ↓ 三茄子‥‥

 (直径33.6〜34.6cm 高さ10.3cm)  ※5,000円


※ちなみに縁起文様「一富士二鷹三茄子」には諸説あります。

(1) 夢(特に初夢)にみると縁起のよいものの順位とする説
(2) 駿河の名物を順にあげたとする説
    「一富士、二鷹、三茄子、四扇、五煙草、六座頭」
(3) 徳川家康があげた駿河の国の高いものの順位とする説
    一に富士山、二に愛鷹(あしたか)山、三に初茄子の値段
(4) 縁起が良い事柄とする説
   富士は高く大きく‥、鷹はつかみ取る‥、茄子は「成す」‥

 まさに諸説紛々といったところです‥うさぎ
  


Posted by 兎座2 at 10:49Comments(0)木製民具類

2022年06月20日

自分流で飾る‥「陶製クリスマスツリー」

 季節感のないこと甚だしいですが、半年位はアッという間に過ぎてしまいますし、出番は毎年巡ってきますから‥。
 小さなX’masグッズ 陶製クリスマスツリー です。ホワイトクリスマスのイメージでしょうか、全体はシンプルにほぼ白色に、星やベルの形のところだけは金色に塗られています。
 このままですとちょっと淋しげですから、赤いリボンや金のベルをテープで留めたり、小さなキラキラする星型シールを貼り付けて、華やかにしてみました。
 小さめのX’masグッズをもう少し追加したり、豆電球など中にセットしたりして、素敵なクリスマスナイトが楽しめます‥ニコニコ




 (直径13.8cm 高さ12.0cm)  在庫数2個
 ※@3,000円


※聞くところによると、アメリカでは6月にもクリスマスを祝う日があるらしい‥うさぎ  


Posted by 兎座2 at 11:22Comments(0)陶磁器&焼物